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11月30日（月）にフランス・ドローム県 タン＝エルミタージュのメゾン・シャプティエ(Maison Chapoutier)にて行われた第7回パテ・アン・クルート世界選手権において、日本シャルキュトリ協会の代表として出場された岡村隆明さん（広島県 ル・ミロワール）が、審査員特別賞を受賞されました。フランス国内外から選出された決勝ファイナリスト12名の中からのこの快挙、素晴しいです！

優勝はブリュッセルから出場のKaren TOROSYAN さん。（BOZAR BRASSERIE）

シャルキュトリの中でもとりわけハイテクニックを要し、そして何よりも味わい深いパテ・アン・クルート。美しい見栄えもこれからの季節のパーティーシーンにぴったりです。皆様も是非ご賞味下さい！

岡村さんおめでとうございます！そしておつかれさまでした。

【岡村さんの決勝作品】ウサギのパテ・アン・クルート サリエットの香り

【世界チャンピオンの作品】豚と鴨とフォアグラ、ピスタチオとグリーンペッパー風味TOROSYAN （BOZAR BRASSERIE/Bruxelles）

当協会クリストフ・ポコ会長のパテ・アン・クルート協会会員就任式の模様

◆ パテ・アン・クルート世界選手権ツイッター

https://twitter.com/pate_croute

◆ パテ・アン・クルート世界選手権について

2009年に第1回選手権を開催。本年は7回目。世界チャンピオンを狙い12名が競い合う。
審査員にはフランス料理界の名高いグランシェフや美食家が顔を揃える。
昨年2014年に開催された第6回では、フランス・シャニーの三ツ星レストラン「Maison Lameloise」の河村英幸さんが優勝しています!

・France 2 によるルポルタージュ（フランス語）
http://www.dailymotion.com/video/x2bl0vk_un-japonais-remporte-le-championnat-du-monde-de-pate-en-croute_news
・選手権公式サイト（フランス語）
http://www.championnatdumondepatecroute.com/le_blog/

◆ パテ・アン・クルート(Pâté en Croûte)とは？

シャルキュトリの中でも人気のある冷菜の１つ。
クルート生地とファルス（詰め物）を完璧な状態に焼き上げるテクニックを要するため、製菓技術も問われ難易度が高い。
世界選手権では、基本に忠実でオーソドックスさが重視される。カットした時の美しさはもちろん、第一はやはり味。
作るには大変手間のかかる一品であり、大人数で分けて食べるので、Convivialité（皆で楽しくわいわいする）を象徴するシャルキュトリの代表である。