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4月17日・FICT主催シャルキュトリ講習会
投稿日:2019年4月19日
2019年4月17日(水)、東京都渋谷区のアカデミー・デュ・ヴァン青山校の会議室を会場にインポーター、流通関係者、メディア関係者を対象にシャルキュトリセミナーが開催され 約20名の方々にご参加いただきました。
前回と同様「ヨーロピアンシャルキュトリ フランスの味わい」キャンペーンのために来日したFICTのクレール・ジェルデ氏のプレゼンテーションで講習会がスタート。フランスシャルキュトリの現状を販売という観点からご説明いただきました。
第2部として「料理王国」編集長の民輪 めぐみ氏、 株式会社三越伊勢丹の山崎 陽介 氏、料理研究家の脇 雅世氏、トップ・トレーディング株式会社の伊藤 肇氏をパネリストに迎え、FICT日本代表の伊藤宏和氏の司会でパネルディスカッションが行われました。
フランスのシャルキュトリはイタリア産やスペインと比較する知名度が低く価格も高いことでパルマハム、イベリコ豚のように日本では広く普及していないのが現状。しかしながら伊勢丹のフランス展での売り上げシェアが15年前に比べて格段に増えているとのこと。フランス好きの人たちには好評なシャルキュトリもデパ地下ではまだ気軽に買える状況ではないので、まず初めに例えばバゲットサンドのようにパンと一緒販売するなど、フランスの食材で最もポピュラーなパンと組み合わせる一工夫がデパート側では考えられるそうです。
ワインショップでも地域ごとに特徴のあるサラミなどをワインと共に試食いただいてワインのテロワールと同様、各地域の味の違いを知っていただくこともできます。
雑誌などの媒体を通したプロモーションでもファッションや車など、フランスのイメージと組み合わせておしゃれに紹介することも一案。
また家庭用にせっかく購入いただいたシャルキュトリを最後まで使い切っていただくレシピを紹介していくとシャルキュトリがもっと身近に感じていただけるのではないかとアドバイスもありました。