Les Actualités
シャルキュトリ協会 トピックス
トップ > トピックス > パテ・クルート世界選手権2024年度世界チャンピオン 真野大貴シェフ&ティエリー・ヴォワザン料理長 帝国ホテル東京 レセゾンでの特別昼食会
パテ・クルート世界選手権2024年度世界チャンピオン 真野大貴シェフ&ティエリー・ヴォワザン料理長 帝国ホテル東京 レセゾンでの特別昼食会
投稿日:2025年10月13日
去る10月7日(火)帝国ホテル東京 レセゾンにて開催された昼食会では2024年度のパテ・クルート世界チャンピオンに輝いた真野大貴シェフと彼と共に研究し真野シェフを世界のトップに導いたティエリー・ヴォワザン料理長による特別メニューをご参加の皆様に堪能いただきました。
大きなトロフィーを携えて登場された真野大貴シェフは「本日は心を込めてパテ・クルートを作りました!」と笑顔で挨拶されました。
ティエリー・ヴォワザン料理長はレセゾンとしてパテ・クルートのコンクールに参戦することになった経緯を話してくださいました。
3年前、当協会ポコ会長から決勝の審査員を務めてほしいと依頼され快諾されたヴォワザン料理長は審査を終えた時、ファイナリストたちのパテ・クルート作品の完成度に圧倒されたとのことでした。
厨房に戻った料理長は早速「来年は私たちも参加しよう!」と若手シェフたちに呼び掛け、最終的に真野シェフが選ばれたそうです。
初年度はクルート生地、ジュレ、ファルスの味付けに取り組んだ結果、見事アジア大会を制し世界大会決勝へ。味に関しては1位、2位、3位に引けをとらなかったけれど4位の最優秀新人賞に終わりました。
2回目となった昨年の挑戦ではヴィジュアルの改善を重視した結果、真野シェフは金箔を使って日本の秋を表現するという素晴らしいアイデアを思いついたそうです。それが彼を世界チャンピオンに押し上げたとのことでした。そしてクルート生地にも秘密の一工夫があったそうです。
ヴォワザン料理長は世界チャンピオンになっても謙虚な青年であり続けている真野シェフを心から称えている様子でした。
至福の昼食会となったその日のメニューは下記のとおりです。
・金彩を纏ったパテ・クルート
Pâté-Croûte à la feuille d'or
・熟成コンテチーズのスフレ ヴァンジョーヌのソースに胡桃とトリュフ
Soufflé au comté cuit à la vapeur vin jaune, noix et truffe
・国産鰻のマトロート アーティチョークのバリグールを合わせて
Matelote d’anguille et Artichaut en Barigoule
・黒無花果とペッシュ・ド・ヴィーニュにリヴサルトワインとエピスを合わせて フヌイユとパスティスのソルベ
Figues noires et Pêches de Vigne au Rivesaltes épicé Sorbet Fenouil et Pastis
・カフェとショコラ
Café accompagné de Fins chocolats
今年は10月28日に日本大会の決勝が予定されています。
また新たな冒険物語が生まれることを願っております。









