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「第10回パテ・クルート世界選手権2018」世界決勝戦 結果発表

投稿日:2018年12月8日

2018年12月3日(月)メゾン・シャプティエ (Maison Chapoutier)にて開催された「第10回パテ・クルート世界選手権2018」の結果が発表されました。

準優勝のアジア代表 時田シェフに加え、今年も日本人シェフが活躍しました。
ブルゴーニュ・ワインの産地として有名なボーヌにあるレストラン、ル・べナトンのカワムラ・シェフがヨーロッパ地区から決勝に進出し、見事エスポワール賞を獲得しました。
日本人シェフたちの快挙に拍手を送りたいと思います。

【ACFJ ポコ会長からのコメント】

本年もまたパテ・クルート世界選手権は大成功の内に幕を閉じました。
全ての選手のパフォーマンスが素晴らしかったことに加え、今年は「パテ・クルート世界選手権」という著書が発行されました。
私が今回特に感じたことは、多くの食材を組み合わせるのではなく、ファルスの中の味の調和を完璧なまでに追及している選手がしばしば勝利するということです。
肉の旨味を口の中にほどよい長さにいかに保てるかということです。
パテのよい焼き加減というのは外側がぱりっとし、ファルスの湿気によって再び内部がわずかにしっとりしている状態です。
ジュレは硬すぎず(コンソメのよい土台)甘すぎない、あまみの減らし加減に注意する必要があります!
2019年、また次回の世界選手権でお会いしましょう。

優勝/ Champion du Monde de Pâté-Croûte 2018

Daniel Gobet – So Good Traiteur – Divonne-les-Bains

準優勝 / 2e place

Keiichi Tokita – Shinagawa Prince Hotel – Tokyo, Japon

3位 / 3e place

Olivier Horville – Maison Verot – Paris

Mumm騎士団賞 / Prix de la Confrérie Mumm

Margaux Moisiere – L’O des Vignes – Fuissé

エスポワール賞 / Prix espoir

Toru Kawamura – Le Benaton* – Beaune

エレガンス賞 / Prix de l'élégance

Jérémy Pelossier – Maison Pignol – Brignais